定款について

定款は会社の根源をなすものです

teikan-image定款はよく「憲法」などに例えられます。定款は会社の組織・運営等基本的な事項について定め会社のルールです。会社法をはじめとする法令に違反しない限りそれぞれの会社によりその運営等自治が委ねられているため定款にてそのルールを決定・作成します。定款の作成者は「発起人」であり発起人によって作成された定款を「原始定款」といいます。
定款は会社成立後自由に変更することができ、最新のものを本店に備え付けておきます。

定款に載せるべきこと

kisaijikou-image定款には必ず記載しなければならないことがあります(「絶対的記載事項」といいます)
その他、定款に記載しなくても無効とはならないが記載がないと効力が発生しない事項(「相対的記載事項」といいます)
定款に定めなくても無効とならずあえて定款に載せる事項(「任意的記載事項」といいます)があります。

絶対的記載事項は全部で6つ

定款に必ず記載しなければ定款が無効になってしまう事項は下記のとおりです。

①目的
②商号
③本店の所在地
④設立に際し出資される財産の価格または最低額
⑤発起人の指名・名称及び住所
⑥発行可能株式総数

【目的について】
目的は会社が行う事業です。行うことに営業許可が必要な場合はその事業を入れておきます。このことは銀行の融資等で確認されることがあります。

【商号について】
必ず「株式会社」を入れなければなりません。「かぶしきがいしゃ」「カブシキガイシャ」といった表記もできません。他人の権利を侵害したり、公序良俗に反する商号でない限り基本的には自由に商号を決定することができます

【本店の所在地】
定款については番地まで記載することを要求されていません。

【設立に際し出資される財産の価格または最低額】
設立に際して発起人が出資する財産の価格またはその最低額です。

【発起人の氏名・名称及び住所】
株式会社を設立する発起人の氏名・名称及び住所を定款に記載して明確にします。

【発行可能株式総数】
公証人による認証の時点で決まっていなくてもいいですが、登記の際には決まっていなくてはなりません。